ハーマンミラー製品のみならず多くのヴィンテージ家具の修理を受け付けています。特にイームズの製品は私が家具業界に入るきっかけにもなりましたので力を入れています。
ヴィンテージの価値を落とす事なく可能な限り年代に合ったパーツを使用して修理しています。
下記画像は今までの修理のわずか一部です。
多数の修理経験を持っていますので安心してお任せ下さい。
ハーマンミラーラウンジチェアは在庫も持っていますのでお探しの方はご相談下さい。
LCWの背もたれ修理です。
ゴムのパーツが接着剤で付いているので経年劣化で外れてしまいます。
右画像の黒いのがゴムマウントです。下2箇所が外れてボンド残りが付いています。接着面を綺麗にして再接着します。やる事は綺麗にして接着と、言葉では単純ですが、また強い負荷が掛かる箇所なので経験が必要です。
ハーマンミラーのイームズ製品でよく使われている、椅子等の脚の付くパーツです。経年劣化によりゴム部分がボロボロになってしまいます。今までは社外品に交換していましたがオリジナルを活かして修理する事が出来る様になりました。
Before
After
下の画像左上から2枚目までがBeforeでその後は全てAfterです。
ブラジリアンローズ、メダリオンタグ、フェザークッションと最高の品です。
その昔お爺様が突然この高級チェアを購入して帰って来て、お婆様と大喧嘩をしたという逸話の残る形見の品。との事で修理も気合が入りましたが、かなり状況は悪かったです。ゴムマウント剥がれ(画像1)はいつも通り新品交換します。
問題はローズウッドがボンドの経年劣化で触るほどにパリパリ剥がれていました。
少しずつ剥がして接着の繰り返し。欠損箇所には同じブラジリアンローズを貼り付けて木目合わせ。合わない箇所は木目を描いて雰囲気で合わせました。
全体研磨とオイルワックスにて再塗装。完全に蘇りました。
イームズ ラウンジチェア ハーマンミラー純正 希少な50周年モデルです。
このチェアの宿命ゴムマウントの劣化です。新品のマウントを再接着しました。
メーカー修理ですと板シェルも交換となってしまいますが、弊社ではその椅子の価値を損ねる事なくゴムマウントのみを交換致します。板シェル部分の表から穴を開けてボルト留めご希望のお客様もいらっしゃいますが、板シェル部分に負荷が掛かり過ぎるのとやはり価値を損ねてしまうので弊社では承っていません。ゴムマウントが外れたお陰で板シェルが無事だったとご理解頂く必要があると考えます。
一度穴を開けてしまうと次穴を塞ぐのがとても時間がかかります。
価値が半減以下になりますので出来れば再接着をご検討下さい。
イームズのラウンジチェア ハーマンミラー純正です。
背面の板がローズウッド製の希少なモデルです。全体的なリフレッシュメンテナンスを行いました。全体を分解した後、座面シェルの日焼け色合わせ、クッションボタンの付け直し、レザークリーニング、金具の磨き、足らないビスの取り付け等。画像をクリックすると大きくなります。
パーツも年代に合わせ色々とご用意出来ますので諦めずにご相談下さい。
ヴィンテージとしての価値を落とさず仕上げます。
EVANS期のLCM ,DCM ,LCW,DCW用ゴムマウントです。経年劣化で外れたりゴムが割れたりしてしまいます。年代に合ったマウントを用意して新品に交換します。右がオリジナルで左が新品のパーツです。エッジが立っているのがこの時期の特徴です。
ハーマンミラーラウンジチェア正規(ヴィンテージ)と
リプロダクトの比較です。
どちらがどちらかはお好きな方はすぐわかると思いますが、
ここまで細かくはご覧になった事がないのでは?
構造的にはリプロも優れた点もありとても勉強になります。
リプロダクトもお客様の思い入れのある品に変わりはないと思うので修理させて頂いています。お気軽にご相談下さい。